三田を散歩｜鳥羽海賊九鬼氏の城下町とGHQと戦った白洲次郎の物語
（2020年11月に散歩）
三田をサンダと読める人は東京にいるだろうか。
ミタという地名があまりにも知られている。
関西では<家政婦のサンダ>と吹き替えになっているとか。
ん〜高崎？くらい。
もっと小規模か。
これ暖かそうでいいな〜長い靴下を履いているがさらにその上からふくらはきに。
さて川を渡ると城下町だがこの河は堀の機能かな〜。
電話ボックスか、未だにあるんだ、ちゃんと電話できるのか
試してみればよかった。
この城下町のメインストリートってところかな。
右上に三田城跡があって、水色が三田藩藩士の居住区、
黄色が庶民の居住のようだ。
さてこの街を訪れた理由がある、九鬼氏の城下町なのだ。
歴史を多少知っているなら九鬼氏は知っているだろう。
鳥羽を拠点とした海賊だ。
本願寺を支援する毛利の水軍を撃退させたのはこの九鬼海賊だ。
一説には鉄板を船体に貼り、火矢による延焼を防いだのが勝因とか。
疑問なのはどうして鳥羽の海賊が、三田のような山の中に？？？
だって海賊でしょ。山賊になったとか。
でも徳川幕府下で三田藩として立藩している。
家臣の屋敷が残っており、ここでボランティアの方とじっくり話をきけた。
屋敷の構造などを話されるのだが、失礼ながらそんなことに興味はなく
どうして海賊がこの山間に移ったのか。
回答はあくまで可能性のひとつとしてながらも納得できるものだった。
徳川は鳥羽は伊勢湾の入り口にある、そこに海賊が陣取られるのは
よろしくないと考えたのではないかという説をきいた、確かに。
大名にと取り立てて九鬼氏のメンツを保ちながら三田という土地に土着させたのでは？
鳥羽は九鬼氏が三田にいったあと、常陸国から内藤氏がやってきた。
その後入れ替わり立ち代わり領主がかわって安定していない。
おんな高台に池か、というか貯水池だな。
さて九鬼氏の菩提寺に向かおう。
ここだ。
天正期につくられた山門だ。
九鬼家の菩提寺だ。
あんまり日暮れ時に墓には来たくないのだが・・・
古河市のお墓で著名人のお墓を探していたら
風がないのに卒塔婆がガラガラって鳴り出したことがあって（こわっ）
ガースーは大丈夫かな、この人にまかせておけば大丈夫といったカリスマ性はない。
令和おじさんといわれているときが花だったような。
ちょっと見ずらいかな、大きな九鬼家の家紋がある。
九鬼家のお墓だ。
自分は屋敷、城跡、お墓に、もともとは海賊だというプライドというか
魂がどこかに残っているのかと思ったが見当たらなかった。
あえて言えば、こじつけに近いが・・。
九鬼家の七曜紋は●ひとつひとつが星をイメージしたものといわれ、戦国大名には
人気のあったデザイン。九鬼家の始祖九鬼嘉隆は海の上で星空をみていたのでは
ないでしょうか、そんなことを書いているサイトがあった。
ちょっとロマンチックでいいでしょ〜たまには。
このお寺にきたのはむしろこっちの方に思い入れがあったのだ。
白洲次郎という人物を知っているだろうか。
吉田茂の右腕としてGHQなどと折衝を行い、
戦後日本の経済を立て直した人物の一人だ。
何年か前に鶴瓶さんが主演で吉田茂のドラマがありましたね〜。
お墓の写真は今回なし、コメントをするとすれば
質素なものでした。夫婦ならんでいた。
白洲次郎氏が生前“葬式無用、戒名不要”と遺言をのこしていたのだ。
奥様はしっかりした方で、そうはいっても死後周りから盛大な葬式を
したいといわれるから、ちゃんと自筆で書いておいてくれ（笑）
405ページの大作だ。
見ての通りかなり我が強く、自己主張が強そうだ。
著作を読むとリアルにそれがわかる。
大人げなく派手にケンカもする。
事を成すひとというのはどこか癖があるという感じがある。
白洲次郎氏はこの仕事を成功させるために誰が適任か、それが彼が人事を行う
唯一の基準だったそうだ。今の政治は人とのつながりでポストを占めているようにみえる。
会社もその組織の長が自分に都合がいい人を選んでいないか・・・
新任の組織長はひとを選ぶような権利はなく、逆にだれもがもらいたくない人物を
あてがわれ、“こういう人を機能させて一人前の管理職です”くらいの殺し文句で
受けざるを得ないようだ（笑）
人間は地位が上がれば上がるほど役得をすて役損を考えろ・・なるほど。
給与以外に役得を欲しがる人の多いこと。
楽をしたければ自分をすてて管理職になることだけを考えろ・・おいおい
そんな安定した会社ではありませんよ、大丈夫っすか（笑）
管理職なりたいとは思わない、仕事は実務者が動かしている。
だだ現行制度では管理職にならないと給与は増えない。
以前は管理職コースと専門職職人コースがありどちらでも給与があがる制度であったが
いつの間にかなくなった（笑）
実家に金があるのでポリシーを変えてまで管理職を目指す必要はなかったのは幸いだ。
ここは親に感謝しておこう。
さて駅に向かうとしよう。
散歩をしていて思うのはリアルな歴史があるということ。
文禄・慶長の役にこんな小さな三田藩からも出兵したの？
しかもなにか持ち帰ったようで・・・リアルだ。
ズバリ一言だな。
自分だけは死なない、大きな病気にはならないなどと思っていない？
オレは思ってる（笑）
電灯が燈るお寺もいいでしょー寒いけど。
昭和の商店街があった。
よくこういう街並みが残ってるよなー東京練馬区の商店街にはこんなのはなかった。
さてJR三田駅へ向かおう。
残そうという気持ちが伝わってくるね、埋められてるけど橋だね。
レンズが明るいからそれなりの暗さにみえるけど実際はとっぷり夜なのだ。
JRで宝塚までいって阪急に乗り換えるか。
三田をサンダと読める人は東京にいるだろうか。
ミタという地名があまりにも知られている。
関西では<家政婦のサンダ>と吹き替えになっているとか。
ん〜高崎？くらい。
もっと小規模か。
これ暖かそうでいいな〜長い靴下を履いているがさらにその上からふくらはきに。
さて川を渡ると城下町だがこの河は堀の機能かな〜。
電話ボックスか、未だにあるんだ、ちゃんと電話できるのか
試してみればよかった。
この城下町のメインストリートってところかな。
右上に三田城跡があって、水色が三田藩藩士の居住区、
黄色が庶民の居住のようだ。
さてこの街を訪れた理由がある、九鬼氏の城下町なのだ。
歴史を多少知っているなら九鬼氏は知っているだろう。
鳥羽を拠点とした海賊だ。
本願寺を支援する毛利の水軍を撃退させたのはこの九鬼海賊だ。
一説には鉄板を船体に貼り、火矢による延焼を防いだのが勝因とか。
疑問なのはどうして鳥羽の海賊が、三田のような山の中に？？？
だって海賊でしょ。山賊になったとか。
でも徳川幕府下で三田藩として立藩している。
家臣の屋敷が残っており、ここでボランティアの方とじっくり話をきけた。
屋敷の構造などを話されるのだが、失礼ながらそんなことに興味はなく
どうして海賊がこの山間に移ったのか。
回答はあくまで可能性のひとつとしてながらも納得できるものだった。
徳川は鳥羽は伊勢湾の入り口にある、そこに海賊が陣取られるのは
よろしくないと考えたのではないかという説をきいた、確かに。
大名にと取り立てて九鬼氏のメンツを保ちながら三田という土地に土着させたのでは？
鳥羽は九鬼氏が三田にいったあと、常陸国から内藤氏がやってきた。
その後入れ替わり立ち代わり領主がかわって安定していない。
おんな高台に池か、というか貯水池だな。
さて九鬼氏の菩提寺に向かおう。
ここだ。
天正期につくられた山門だ。
九鬼家の菩提寺だ。
あんまり日暮れ時に墓には来たくないのだが・・・
古河市のお墓で著名人のお墓を探していたら
風がないのに卒塔婆がガラガラって鳴り出したことがあって（こわっ）
ガースーは大丈夫かな、この人にまかせておけば大丈夫といったカリスマ性はない。
令和おじさんといわれているときが花だったような。
ちょっと見ずらいかな、大きな九鬼家の家紋がある。
九鬼家のお墓だ。
自分は屋敷、城跡、お墓に、もともとは海賊だというプライドというか
魂がどこかに残っているのかと思ったが見当たらなかった。
あえて言えば、こじつけに近いが・・。
九鬼家の七曜紋は●ひとつひとつが星をイメージしたものといわれ、戦国大名には
人気のあったデザイン。九鬼家の始祖九鬼嘉隆は海の上で星空をみていたのでは
ないでしょうか、そんなことを書いているサイトがあった。
ちょっとロマンチックでいいでしょ〜たまには。
このお寺にきたのはむしろこっちの方に思い入れがあったのだ。
白洲次郎という人物を知っているだろうか。
吉田茂の右腕としてGHQなどと折衝を行い、
戦後日本の経済を立て直した人物の一人だ。
何年か前に鶴瓶さんが主演で吉田茂のドラマがありましたね〜。
お墓の写真は今回なし、コメントをするとすれば
質素なものでした。夫婦ならんでいた。
白洲次郎氏が生前“葬式無用、戒名不要”と遺言をのこしていたのだ。
奥様はしっかりした方で、そうはいっても死後周りから盛大な葬式を
したいといわれるから、ちゃんと自筆で書いておいてくれ（笑）
405ページの大作だ。
見ての通りかなり我が強く、自己主張が強そうだ。
著作を読むとリアルにそれがわかる。
大人げなく派手にケンカもする。
事を成すひとというのはどこか癖があるという感じがある。
白洲次郎氏はこの仕事を成功させるために誰が適任か、それが彼が人事を行う
唯一の基準だったそうだ。今の政治は人とのつながりでポストを占めているようにみえる。
会社もその組織の長が自分に都合がいい人を選んでいないか・・・
新任の組織長はひとを選ぶような権利はなく、逆にだれもがもらいたくない人物を
あてがわれ、“こういう人を機能させて一人前の管理職です”くらいの殺し文句で
受けざるを得ないようだ（笑）
人間は地位が上がれば上がるほど役得をすて役損を考えろ・・なるほど。
給与以外に役得を欲しがる人の多いこと。
楽をしたければ自分をすてて管理職になることだけを考えろ・・おいおい
そんな安定した会社ではありませんよ、大丈夫っすか（笑）
管理職なりたいとは思わない、仕事は実務者が動かしている。
だだ現行制度では管理職にならないと給与は増えない。
以前は管理職コースと専門職職人コースがありどちらでも給与があがる制度であったが
いつの間にかなくなった（笑）
実家に金があるのでポリシーを変えてまで管理職を目指す必要はなかったのは幸いだ。
ここは親に感謝しておこう。
さて駅に向かうとしよう。
散歩をしていて思うのはリアルな歴史があるということ。
文禄・慶長の役にこんな小さな三田藩からも出兵したの？
しかもなにか持ち帰ったようで・・・リアルだ。
ズバリ一言だな。
自分だけは死なない、大きな病気にはならないなどと思っていない？
オレは思ってる（笑）
電灯が燈るお寺もいいでしょー寒いけど。
昭和の商店街があった。
よくこういう街並みが残ってるよなー東京練馬区の商店街にはこんなのはなかった。
さてJR三田駅へ向かおう。
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JRで宝塚までいって阪急に乗り換えるか。
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