児玉を散歩｜塙保己一とランチは手打ラーメンきんそば100周年！
（2024年秋に散歩）
八高線、児玉駅に到着。
八王子と高崎で八高線か。
犬のハチ公よりも〝先公（先生）〟を思い出す世代だ。
なんせ、朝礼に練馬警察が竹刀もってきてたからな～。
駅はこんな感じ。
新しいのかな。
駅前はこんな風景・・・カーブしているってことは
空襲の被害はなかったかな。
そして、ここは城下町なのだ。
ん～まさか地元の人はここで名前をつけてもらうとか？？
八百屋さんだけど,品物よりダンボールが多かった（笑）
お～高崎に近いだけあってシルクか。
高崎から八王子を経由して横浜線で横浜につながっているが
これはもともと群馬のシルクを輸出するためのシルクロードなのだ。
このシルクの品質あよくて高価格で取引をされた。
そのため設備投資してさらにもうけようとしたが、
外国のシルクの品質があがり、シルクの価格が暴落したのだ。
そして秩父事件など政府を揺るがす惨事となったのだな～。
大谷石の建物かな、上に排気口かついてる。
たぶん、蚕をやっていたのかな～。
蚕糸をつむぐにはお湯を使うから蒸気がぬけるように
してたみたいね。
この昭和の看板いいね～
そんでこの文字体をなんというのか、みやすいぞ。
交差点を右に曲がるとしよう。
ん～倒壊寸前か。
いい建物なんだけど～、だれか買い取ってリフォームしお店でも。
バス停はなんとも街並にとけこんでいてみてしまう。
なんだ、このホラーなコインランドリー・・・。
児玉高校方面へ散歩。
ん～秋だ。
ちなみにカチンカチンの次郎柿がすき、今年は出回るかな。
種池神社か、かわった名前だな。
湧き水で神威か・・・まぁ水は貴重だし湧いてくるのは不思議だっただろうから
神の意思を感じたか。
駐車場・・どこだ？
ここか（笑）
前足がかわゆい、〝お手〟してくれそう。
こんな穏やかな日はあなたを思い出す～♪（ちがったか？）
児玉高校・・グランド広いな～。
自分は都立だけどｽﾎﾟｰﾂが盛んな高校でグランドはひろかった。
平日にこんなところでおっさんがぶらぶらしてると通報される時代なので
早々に退散！困った時代だ。
あそこだ、お城。
読めない・・・。
いや～なかなかプロがつくった城って感じだな。
こうやって上からみないとどこが本丸かわからない。
しかも児玉高校の方までずっとか。
全国区ではないローカルな殿様なのがかえっていい。
江戸時代はもう廃城になっていたのか・・・
平和な時代になってここが戦略上の拠点ではなくなったというわけね。
高崎があるからな～。
もう1時間以上歩いたか。
ん～本丸かな。
桜の季節はよさそうだ。
キノコがあちこちに、ちなみに自分はキノコの森派、
これまできいた人全員がタケノコの里派なのだ。
下をむいて歩こう。
なぜなら・・・。
これは毛虫か、アゲハチョウの幼虫か？？
おまえもか、小龍バッタ、逃げてくれよ。
ブルータスお前もか！
この寺の門前にはいろいろなのがいたわい。
浄眼寺か、歴史上この街の出身者が盲目でね。
ここだな。
この人。
塙保己一（はなわほきいち）、日本史教科書に載るレベルの偉業を
なした江戸時代の人物だ。盲目ながら『群書類従』など編纂。
江戸初期までの国書一二七〇点を、神祇、帝王、律令、公事など
二五部門に収めたもので 流布本を避けて善本を精撰した貴重な資料集。
本来、国家的事業として行われるべきこの事業が、民間資本により行われ
完成までたどり着いたのは奇蹟でしょ。
ヘレンケラーというアメリカ人女性がいた、生後18ヶ月で
視覚と聴覚を失った・・・そんなばかな・・・暗闇に何も聞こえず・・
それでもホームサイン（身振り手振り）で会話をこなし
女性の地位向上するまでに至った。
そのヘレンケラーが塙保己一の関連施設を訪れたという
よく知ってね～。
いや～バラを女性にプレゼントするいけすかない男にみえなくもない。
正直散歩なのでお許しを。
むむ・・
ちびも活躍中！
さて、いい感じの街並だな～。
さて、散歩。
自転車といえばこのマークだよ～
この形の自転車にのったことないし、みたこともないけど。
天龍寺。
わかりました。
「なにか」
いやいや・・ここは飛びだしてくれないと。
いい職人がいたんだね～。
「なにか」
・・・もういいです。
荒れだ、給水塔。
どこからはいれば・・正面がどっちなのかわからん。
その前に・・はにまる君のパクリだな・・。
このあたりは古墳が多い、埴輪もでてくるのだ。
逆光ずら（笑）
ほ～。
水圧がたりなくて一度ポンプで水をあげたのかな～。
安定供給のためにためておく機能もあったろうが
今は水圧を保つことでその必要がなくなったか・・。
水道管破裂で吹き出すことあるよね～。
なんかいかいいシルエットだ。
腹減ったかも～。
みてるだけで腰がいたくなるわ。
旅館か。
昭和の初期ってところかな。
ここ児玉に宿泊でくる人って・・とくに観光ではないだろうから。
郊外になにか工場とか。
奥行きがある、奥は建て増しか。
このなんてことない交差点・・・重要な分岐点なのだ。
緑が鎌倉街道（上杉道）で児玉の城下へつながる。
いや～想像しちゃうね。
交差点に和菓子屋さんがあったさ～(^_^)v
やるね～。
連雀というのは江戸時代のリックサックみたいなもので
背中に背負い込む道具だ。
ということはここが商売をする場所だった可能性がたかいね～。
そんな歴史があるからその踏襲でこの街並があるのだ。
とってもすがすがしい。
児玉ってのは一族の名前か。
新田義貞に従軍して川越方面へ鎌倉街道をいったのか。
よく東日本大震災にも倒壊せずに・・建築当時のそのまんまだそうだ。
左甚五郎作と伝われている山門釘無し建築様式。
左甚五郎は江戸時代初期の彫刻職人で、作品数は数知れず
代表作は日光東照宮の眠り猫、秩父神社の欄間かな。
門もつくってる。
となりにある八幡神社、こっちもすごかった。
この神社は源頼義・義家が前九年の役で東北へ向かう際に
戦勝祈願をした場所なのだ。
そして帰還したときも。
そして地元豪族・児玉時国の庇護を受けた。
いやいや。
これも名工だ。
地元おすすめの飲食店、いや～こんでるね。
なんとこのお店、100周年だって。
いい味だわ、こりゃ人気あるよ。
1,000円くらい。
これも昭和の風景でおしゃれだよ。
電車がくるまですこし休憩してと。
さて、最後に触れておこう。
児玉の街の南に秩父戦争の激戦地がある。
秩父から転戦した秩父の蜂起軍が政府軍と戦ったのだ。
ここで蜂起軍（といっても政府への嘆願目的）は瓦解した。
秩父の蜂起軍は、国際的なシルグの暴落に借金が払えず
高利貸しは容赦なく取り立て、政府（松方正義内閣）は無策であった。
農家（養蚕業者）が儲けを貯蓄せず娯楽にほうけたという見方がある。
そりゃ儲かれば遊びも人間だれしも派手になるであろう。
それを責められるだろうか。
それに借金はさらなる増を期待した設備投資が多かったようだ。
金融機関もそれを後押しした。
それくらい養蚕シルクは好景気だったのだ。
事実、富岡製糸場など国策としてすすめた。
民間もそれに追随、政府も推奨したのだろう。
ところが暴落で政府は何も対策をとらず、融資した金融機関は
そんなことは知るかと長期支払いには応じなかった。。
農民はやむにやまれず蜂起したのだ。
政府を転覆しかねない規模になり、政府は軍事力で鎮圧に
むかった。児玉はそういう歴史のある場所なのだ。
参考：『草の乱』（神山征二郎監督、2004年）
ずいぶんと児玉にいたもんだ、もうひと街いけるか。
藤岡へいってみよう。
八高線、児玉駅に到着。
八王子と高崎で八高線か。
犬のハチ公よりも〝先公（先生）〟を思い出す世代だ。
なんせ、朝礼に練馬警察が竹刀もってきてたからな～。
駅はこんな感じ。
新しいのかな。
駅前はこんな風景・・・カーブしているってことは
空襲の被害はなかったかな。
そして、ここは城下町なのだ。
ん～まさか地元の人はここで名前をつけてもらうとか？？
八百屋さんだけど,品物よりダンボールが多かった（笑）
お～高崎に近いだけあってシルクか。
高崎から八王子を経由して横浜線で横浜につながっているが
これはもともと群馬のシルクを輸出するためのシルクロードなのだ。
このシルクの品質あよくて高価格で取引をされた。
そのため設備投資してさらにもうけようとしたが、
外国のシルクの品質があがり、シルクの価格が暴落したのだ。
そして秩父事件など政府を揺るがす惨事となったのだな～。
大谷石の建物かな、上に排気口かついてる。
たぶん、蚕をやっていたのかな～。
蚕糸をつむぐにはお湯を使うから蒸気がぬけるように
してたみたいね。
この昭和の看板いいね～
そんでこの文字体をなんというのか、みやすいぞ。
交差点を右に曲がるとしよう。
ん～倒壊寸前か。
いい建物なんだけど～、だれか買い取ってリフォームしお店でも。
バス停はなんとも街並にとけこんでいてみてしまう。
なんだ、このホラーなコインランドリー・・・。
児玉高校方面へ散歩。
ん～秋だ。
ちなみにカチンカチンの次郎柿がすき、今年は出回るかな。
種池神社か、かわった名前だな。
湧き水で神威か・・・まぁ水は貴重だし湧いてくるのは不思議だっただろうから
神の意思を感じたか。
駐車場・・どこだ？
ここか（笑）
前足がかわゆい、〝お手〟してくれそう。
こんな穏やかな日はあなたを思い出す～♪（ちがったか？）
児玉高校・・グランド広いな～。
自分は都立だけどｽﾎﾟｰﾂが盛んな高校でグランドはひろかった。
平日にこんなところでおっさんがぶらぶらしてると通報される時代なので
早々に退散！困った時代だ。
あそこだ、お城。
読めない・・・。
いや～なかなかプロがつくった城って感じだな。
こうやって上からみないとどこが本丸かわからない。
しかも児玉高校の方までずっとか。
全国区ではないローカルな殿様なのがかえっていい。
江戸時代はもう廃城になっていたのか・・・
平和な時代になってここが戦略上の拠点ではなくなったというわけね。
高崎があるからな～。
もう1時間以上歩いたか。
ん～本丸かな。
桜の季節はよさそうだ。
キノコがあちこちに、ちなみに自分はキノコの森派、
これまできいた人全員がタケノコの里派なのだ。
下をむいて歩こう。
なぜなら・・・。
これは毛虫か、アゲハチョウの幼虫か？？
おまえもか、小龍バッタ、逃げてくれよ。
ブルータスお前もか！
この寺の門前にはいろいろなのがいたわい。
浄眼寺か、歴史上この街の出身者が盲目でね。
ここだな。
この人。
塙保己一（はなわほきいち）、日本史教科書に載るレベルの偉業を
なした江戸時代の人物だ。盲目ながら『群書類従』など編纂。
江戸初期までの国書一二七〇点を、神祇、帝王、律令、公事など
二五部門に収めたもので 流布本を避けて善本を精撰した貴重な資料集。
本来、国家的事業として行われるべきこの事業が、民間資本により行われ
完成までたどり着いたのは奇蹟でしょ。
ヘレンケラーというアメリカ人女性がいた、生後18ヶ月で
視覚と聴覚を失った・・・そんなばかな・・・暗闇に何も聞こえず・・
それでもホームサイン（身振り手振り）で会話をこなし
女性の地位向上するまでに至った。
そのヘレンケラーが塙保己一の関連施設を訪れたという
よく知ってね～。
いや～バラを女性にプレゼントするいけすかない男にみえなくもない。
正直散歩なのでお許しを。
むむ・・
ちびも活躍中！
さて、いい感じの街並だな～。
さて、散歩。
自転車といえばこのマークだよ～
この形の自転車にのったことないし、みたこともないけど。
天龍寺。
わかりました。
「なにか」
いやいや・・ここは飛びだしてくれないと。
いい職人がいたんだね～。
「なにか」
・・・もういいです。
荒れだ、給水塔。
どこからはいれば・・正面がどっちなのかわからん。
その前に・・はにまる君のパクリだな・・。
このあたりは古墳が多い、埴輪もでてくるのだ。
逆光ずら（笑）
ほ～。
水圧がたりなくて一度ポンプで水をあげたのかな～。
安定供給のためにためておく機能もあったろうが
今は水圧を保つことでその必要がなくなったか・・。
水道管破裂で吹き出すことあるよね～。
なんかいかいいシルエットだ。
腹減ったかも～。
みてるだけで腰がいたくなるわ。
旅館か。
昭和の初期ってところかな。
ここ児玉に宿泊でくる人って・・とくに観光ではないだろうから。
郊外になにか工場とか。
奥行きがある、奥は建て増しか。
このなんてことない交差点・・・重要な分岐点なのだ。
緑が鎌倉街道（上杉道）で児玉の城下へつながる。
いや～想像しちゃうね。
交差点に和菓子屋さんがあったさ～(^_^)v
やるね～。
連雀というのは江戸時代のリックサックみたいなもので
背中に背負い込む道具だ。
ということはここが商売をする場所だった可能性がたかいね～。
そんな歴史があるからその踏襲でこの街並があるのだ。
とってもすがすがしい。
児玉ってのは一族の名前か。
新田義貞に従軍して川越方面へ鎌倉街道をいったのか。
よく東日本大震災にも倒壊せずに・・建築当時のそのまんまだそうだ。
左甚五郎作と伝われている山門釘無し建築様式。
左甚五郎は江戸時代初期の彫刻職人で、作品数は数知れず
代表作は日光東照宮の眠り猫、秩父神社の欄間かな。
門もつくってる。
となりにある八幡神社、こっちもすごかった。
この神社は源頼義・義家が前九年の役で東北へ向かう際に
戦勝祈願をした場所なのだ。
そして帰還したときも。
そして地元豪族・児玉時国の庇護を受けた。
いやいや。
これも名工だ。
地元おすすめの飲食店、いや～こんでるね。
なんとこのお店、100周年だって。
いい味だわ、こりゃ人気あるよ。
1,000円くらい。
これも昭和の風景でおしゃれだよ。
電車がくるまですこし休憩してと。
さて、最後に触れておこう。
児玉の街の南に秩父戦争の激戦地がある。
秩父から転戦した秩父の蜂起軍が政府軍と戦ったのだ。
ここで蜂起軍（といっても政府への嘆願目的）は瓦解した。
秩父の蜂起軍は、国際的なシルグの暴落に借金が払えず
高利貸しは容赦なく取り立て、政府（松方正義内閣）は無策であった。
農家（養蚕業者）が儲けを貯蓄せず娯楽にほうけたという見方がある。
そりゃ儲かれば遊びも人間だれしも派手になるであろう。
それを責められるだろうか。
それに借金はさらなる増を期待した設備投資が多かったようだ。
金融機関もそれを後押しした。
それくらい養蚕シルクは好景気だったのだ。
事実、富岡製糸場など国策としてすすめた。
民間もそれに追随、政府も推奨したのだろう。
ところが暴落で政府は何も対策をとらず、融資した金融機関は
そんなことは知るかと長期支払いには応じなかった。。
農民はやむにやまれず蜂起したのだ。
政府を転覆しかねない規模になり、政府は軍事力で鎮圧に
むかった。児玉はそういう歴史のある場所なのだ。
参考：『草の乱』（神山征二郎監督、2004年）
ずいぶんと児玉にいたもんだ、もうひと街いけるか。
藤岡へいってみよう。
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