つむ散歩テーマソング
私の青春ソング「道化師のソネット」を松浦亜弥さんが熱唱していましたので
勝手ながら、つむ散歩のテーマソングにします。
散歩とどんな関係が?まぁ散歩イメージです。
散歩しているとこんな曲をききたくときがありますんで。
「道化師のソネット」は『飛べイカロスの翼』というサーカスのピエロの物語でした。
1980年の映画なのでもうみれないかな〜。
「道化師のソネット」をある旅行会社がイメージソングに採用しました。
松浦亜弥さんってイケイケアイドルかとおもったらすご〜い歌唱力です。
「道化師のソネット」をこんなすてきな歌い上げるとは。
一人旅を学生時代から始めました。
今思うと現実逃避だったのかも・・初めて行った外国はトルコで
イスタンブールという中世の街並みが残るところでした。
カルチャーショックでしたね〜貧富の差に、それとお金はないけど明るく、青い目をした子供たちと
スーパーマリオにそっくりなトルコ人の大人たち・・・(>_<)
つむ散歩の原点 尾道と映画
散歩をはじめたのはいつからだろうか。
なんとなく散歩することで季節を感じる子だった。
福島の田舎は阿武隈川のほとりで農家をやっていた。
イナゴがたくさんいて楽しい。
秋風にたなびく稲穂がなんとも素敵な薫りだ。
赤トンボが数え入れないくらい飛んでいる。
そんなあぜ道を散歩。
親戚への挨拶はほどほどで(笑)
田んぼを散歩して、阿武隈川まで出る。
都会に住んでい自分には感動的な風景だった。
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吾輩はつむである。
名前は小学生時代からかわりない。
時々散歩をしているとどこを歩いているのかとんと見当がつかぬ。
なんでも小学生の時に警察にあっちが北だといわれたことを記憶している。
吾輩はここではじめて路頭に迷うという言葉を覚えた。
しかも後で聞くと家から10kmほど離れた石神井公園警察署であったそうだ。
スマホ時代になっても最近松代で路頭にまよった。
人間そんなに成長しない。
突然だが衝動的に知らない街を散歩したくなる。
知らない街は何がでてくるか予測不可能である。
それだけに散歩するだけでウキウキである。
簡単に言ってしまうとこんな感じ・・・。
そう、すごく幸せなんてあとは落ちるだけ。
なんとなく幸せはとってもいいと思う(個人的見解)。
でも生で人参はどうかね・・・。
その街を暮らしているように散歩すべきであると考える。
だからお土産は買わない。
その街の空気を雰囲気をひたすら満喫すべきだ。
最近、すっかり地元にすぐなじむカメレオンと化したのか
道をきかれるようになった(笑)。
これぞ散歩のプロである。
さて、カフェに立ち寄るのがすきである。
カフェの雰囲気を楽しみながら、道を歩く人をぼ〜と眺める。
勝手ながら、カフェからの風景を額縁で縁取った絵画に見立てる。
なかなかの動画である(えへんえへん)
その茶葉店は、台北市内の繁華街から少し外れた住宅街にあった。
ところどころ色あせた白塗りの木の扉を押すと、突然、異質な空間に導かれる。
藤棚の緑に囲まれた玄関をくぐって中に入れば、自然に気持ちが落ち着いていく。
茶葉はもちろん、茶道具も販売しているがそれらは自己主張することなく、
静かに店の中に溶け込んでいた。
店主であるマー老人は、ここにくる客にお茶を振る舞い、ゆったりとした気持ちで
味わってもらい、その心地よさを持ち帰ってほしいのだ。
だから僕はここに来る度に心が解放されて、つい話をしたくなってしまう。
「ニイハオ!」
お茶菓子を手に僕が挨拶をすると、マー老人が店の奥の台所から顔をのぞかせた。
『台北に舞う雪』
田代親世
こんな喫茶店に立ち寄りたくありませんか?
小学生の時に読んだ「だれも知らない小さな国」にいたく感動した。
さとうさとるさんの小説で、小人、コロボックルの物語である。
その主人公は秘密基地をもっていた。
そこでコロボックルに出会う。
そんなことをふと思い出すことがある。
草のにおいをかいだとき、香じゃない、草原のにおいである。
ほほをなでる風に草原を感じたときに、少年のあのころの気持ちがさぁ〜とよみがえりる。
散歩は小学生のときのドキドキを再現したいだけなのかもしれぬ。
日が暮れるまで、小学校のさよなら放送がなって校庭解放がおわっても
近くの神社で友達のカッチ(克志)と遊んだ。
楽しかった、ガンダムごっこだ。
そして練馬区立田柄小学校のさよなら放送はドボルザーク作曲の「家路」でした。
「家路」か・・・改めて思えば家に帰れってことだな・・・。
母によく言われていました、お前は鉄砲の弾だと。
・・・・帰ってこない。
文化庁★重要伝統的建造物保存地区★
この重要伝統的建造物保存地区にこだわりたい。
もちろん、城下町、商店街、その他なんてことない町並みまでの散歩も
引き続き散歩する。明治・大正・昭和の風景も吾輩は好きである。
さてさて明日はどこを散歩すべきか。
吾輩はお気に入りの喫茶店で構想を練るのである。
by 散歩人・つむ
つむ散歩の原点 尾道と映画
街並みの魅力を感じたのは中学生の時にみた映画です。
あ〜この街にいってみたい・・という漠然とした思い。
それが大林信彦監督『さびしんぼう』でした。
「さびしんぼう」は広島県尾道を舞台にした映画です。
映画のダイジェストです,どうぞ↓
瀬戸内海の港町、尾道は坂の街。
瀬戸内海を見下ろすように神社仏閣と古い街並みが広がります。
時間はゆっくり過ぎていて、せっかちな都会とはちょっと違いますね。
だって犬とか=^_^=が道路の真ん中で寝てるし(-_-)zzz
その街の魅力って住んでいるとなかなか感じられないと思います。
当たり前の風景ですから。
でもその街を離れてふと客観的にみたとき、その街のすばらしさに気づくのでは。
田舎の街がいやでなんとか脱出して東京に出たはずなのに
その街を懐かしむ曲を出す歌手って多くないですか。
大林信彦監督は尾道の出身。
監督の尾道を舞台とした作品作りのきっかけはわかりませんが
この街の魅力をそのアンテナで感じていたんでしょうね。
『転校生』とい尾道三部作の1作目を地元の人がきたない,田舎くらいと酷評だったそうです。
ところが映画ヒット、その懐かしい風景を訪れる人がふえました。
そして、「時をかける少女」(1983年)、「さびしんぼう」(1985年)で
尾道は映画の風景の街としての地位を確立したようです。
映画でその街の魅力をより浮彫りにする感性ってほんと才能ですね。
だから僕は映画を通してその街をみるのがとっても好きです。
大阪の街を魅力的に描いた「ブラックレイン」、京都の街がこんな風なのかと感動した
「クローズド・ノート」、台北郊外の学生の街・淡水「言えない秘密」
ん〜ほんと監督はその街がとっても好きなんでしょ〜散歩したい(>_<)/
★2018年2月お元気だったころの大林監督★
大林宣彦監督が川越・スカラ座で『花筐』の上演後、1時間30分にわたり
トークショーを開催しました。つむっちは最前列でお話をききました。
生大林監督をみることができるなんて!