辰野金吾の設計建築物 旧二十三銀行本店 (大分県大分市)

大分駅から徒歩10分、石畳の道をぬけるとそこは雪国であった
いや、辰野金吾の旧二十三銀行本店だ。
【旧二十三銀行本店:辰野金吾設計】
・明治43年9月旧二十三銀行本店として着工
・大正2年竣工

辰野金吾の設計で登録有形文化財に指定されている。

現在は大分銀行の赤レンガ館として大分の名産などを販売している。

となりのデパートからのぞいてみることに、辰野金吾を感じるわ〜
迫力あるでしょ。

こうしてみると辰野金吾の旧二十三銀行本店は
フィレンッツェのドゥモににてね?
ルネッサンス様式だからね〜。

この辰野金吾の旧二十三銀行本店はルネッサンス様式の建物。
ルネッサンス建築とはイタリアのフィレンツェで1420年代に始まり
17世紀初頭まで続いた建築様式。
垂直を強調したゴシック様式に対して
水平線を強調している点と、端正で威厳のある装飾性だ。

複雑な幾何学模様ではなく線が堂々と迷いなくはっきりしていて
威厳があるでしょ〜。辰野金吾設計の特徴だな。

ついついいろんな角度からみちゃうよね〜。

中庭はこんな感じ。

裏から旧二十三銀行本店をみたところ、どこからみても
辰野金吾でしょ〜。
重たいので土台として大理石を地下2mうめて基礎にしているとのこと。

夜の辰野金吾作品こそ建築当時の雰囲気をかんじるわ〜
旧二十三銀行本店いいね〜。

銀行の本店として建てられているので火災にも強いし
がっちりしてセキュリティーもしっかりしてそう。

いいでしょ〜辰野金吾作品。

あ〜後ろ髪をひかれるなぁ〜
辰野金吾の旧二十三銀行本店の再開を楽しみにしとります!
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