日本の近代化を支えた産業遺産
■佐賀県佐賀市:反射炉
佐賀藩の反射炉あとです。
近代化には製鉄が必要だったんですよね〜。
熱を発生させる燃焼室と精錬を行う炉床が別室になっているのが特徴。
燃焼室で発生した熱を天井や壁で反射させ、炉床に熱を集中させる。
炉床で金属(鉄)の精錬を行う。
つまり、コークスから鉄を抽出する技術です。
佐賀藩鍋島直正が日本初の実証炉(築地反射炉)を建設、
洋式砲の鋳造を始めました。
そうです、ぶっこわれない大砲をつくりたかったんです。
海軍の時代ですからね。
■茨城県那珂湊反射炉