辰野金吾 〜佐賀県唐津出身の建築がつくる明治の建築物〜
(2017年秋)
辰野金吾さんの建築物に興味をもったのはいつからか。
重厚な建築様式でありながら、曲線が織りなす柔らかさ、
焼いたレンガと銅が水色に酸化したパステルカラーの組み合わせ。
中州の橋の近くにあるのは一目でわかる辰野金吾の建築だ。
福岡県福岡市天神にある福岡市文学館(赤煉瓦文化館)。
1909年(明治42年)に旧日本生命保険株式会社九州支店として竣工。
辰野金吾建築事務所の設計だ。
私、福岡勤務時代がありましてこのすぐ裏が会社でして。
オレンジとエメラルドグリーンのパステルカラーがいいんだよな〜。
ドームの丸みもなんともヨーロッパの優雅な雰囲気がいいよね〜。
家もドーム型にすれば圧迫感がなくていいよね。
自分は天井が低い老舗のデパートとか苦手で・・。
押し入れで寝るドラえもんもどうしたものか。
辰野金吾さんの設計はこういう曲線が建物全体にアクセントをつけて
面白いんだよな〜。
この屋根から突き出たようにみえる天窓もみたいな装飾も
屋根に変化があって飽きさせない。
日本のお城にある千鳥破風のイメージだよね。
こんな縦に大きい窓に憧れるな〜。
でもカーテンはIKEYAでは売ってないでしょ。
関連ページ
- 看板建築とは
- 街歩きしていると映画館に出会います。昭和の映画館はすっかりシネコンにおされて姿を消しつつありますが、地元の応援で頑張っている映画館、残念ながら閉館してしまった映画館を紹介します。
- 瓦の屋根に鐘馗(しょうき)さま
- 鐘馗(しょうき)さまとは?鍾馗(しょうき)さまとは、中国の道教に伝わるつよ〜い神様です。この鍾馗さまを屋根の上にみることがあります。鬼より強いそうです。鐘馗さまをみつけに出かけましょう。
- レンガの積み方はいろいろあります
- レンガの積み方にはいろいろあります。匠の技がみえるレンガの積み方をを紹介します。レンガを積むにもいろいろ方法があるんですね。これからはレンガをみたらどんな積み方をしているのか注目だ。
- 隅丸建築は街のランドマーク
- 隅丸建築は街のランドマークです。隅丸建築は交差点を彩るその街の顔です。隅丸建築は匠の技がみえる建築様式です。その街を思い出すときこの隅丸建築を思い出すのはなぜでしょうか。
- 擬洋風建築とは
- 擬洋風建築とは?散歩をしていると洋風建築に出会います。これは西洋風な建築をまねた和建築です。具体的に擬洋風建築を独自撮影の写真で紹介します。
- 江戸時代の看板はとってもおしゃれ
- 江戸時代の看板をみてみましょう。
- のれんがとっても好きでして
- のれんが好きでたまりません。和風のれんフェチにはたまらない特集ページです。のれんを満喫してください。
- ランプと電燈・ガス燈が好きでして
- ランプと電燈・ガス燈ががすきですね。おだやかな優しい白熱灯はLEDには出せない雰囲気でしょ。ランプ、電燈、ガス燈を楽しみましょうよ。
- 鬼瓦は匠の技でいろいろあり
- 鬼瓦は、棟の末端に付ける雨仕舞いの役割を兼ねた装飾瓦です。
- 居蔵造り
- 匠の技がみえる建築様式を紹介します。建築物はパーツパーツにわけて比べるとその違いを楽しめますよ。
- 懸魚 寺社彫刻にみる芸術と匠の技がみえる建築様式
- 懸魚は寺社彫刻にみる芸術と匠の技がみえる建築様式の一つ。匠の技がみえる建築様式を紹介します。建築物はパーツパーツにわけて比べるとその違いを楽しめますよ。
- 長屋門の魅力 武家の門 長屋門
- 長屋門は武家屋敷の門です。堂々とした長屋門は武家の象徴でした。明治以降は豪農も長屋門をつくるようになりました。長屋門の魅力を紹介します。匠の技がみえる建築様式を紹介します。建築物はパーツパーツにわけて比べるとその違いを楽しめますよ。
- 額縁効果は素敵な匠の技
- 額縁効果は素敵な匠の技ですよね〜。額縁効果は偶然できたものではなく、匠が演出したものです。コ^ヒーでものみながら外の風景を絵のようにたのしみませんか。
- 欄間にこそ匠の技がでる
- 匠の技がみえる建築様式を紹介します。建築物はパーツパーツにわけて比べるとその違いを楽しめますよ。
- 屋根で建物の区別 入母屋造り
- 匠の技がみえる建築様式を紹介します。建築物はパーツパーツにわけて比べるとその違いを楽しめますよ。